数秘術(すうひじゅつ)とは

西洋占星術や易学等と並ぶ占術の一つで、
ピタゴラス式やカバラ等が有名である。
「数秘学」とも言う。
 
占う対象の生年月日(西暦)や姓名など
から、固有の計算式に基づいて運勢傾向や
先天的な宿命を占う方法である。数秘術の
歴史 ピタゴラスの後、その思想はプラトンに
引き継がれ、数学の発展と共に成熟していく。
 
さらに、西洋占星術やタロット等とも結びつき、
ユダヤ教のカバラの書物によって補強され、
ルネサンス期にはヨーロッパで隆盛を極めた。
現在では、アメリカ・ヨーロッパ全土で注目されている。
 
占術の方法 一般的に、生年月日や姓名を数字に置き換えて、
ひと桁(11、22、33等は例外の場合有り)になるまで
全ての数字を足し、最後に出た数字(数字根)の持つ意味から占う。誕生日からは誕生数が、姓名からは姓名数が導き出される。また、誕生日や姓名の一部だけ計算したり、誕生日と姓名の数を組み合わせたりする事もある。(誕生数・姓名数は、違う用語が使用される事もある)
 
日本人の場合、姓名をローマ字(ヘボン式)で表記し、そのアルファベットをさらに数字に置き換える事が多いようである。誕生数は一生変わらない事から、持って生まれた性格や
先天的な宿命等が占えるとし、姓名数は結婚等で姓が変わったりする際の運命や、呼び名(ニックネーム)の場合の運命等、表面的な事が占えるとする。
 
生年月日や、占いたい過去や未来の日付等の数字データ、もしくは姓名等、数字に置き換えられる一部の個人情報が必要になる。
 
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